記者会見での説明によると、①8月末に現場の管理職からアルミ部門の役員に報告があり、8月30日に社長含め経営陣に報告があった。②即座に不適合製品の出荷を停止し、第三者調査委員会を設置した。③グループ内の監査や出荷先の製品への影響の検証や説明を優先していた。そのため、問題の把握から公表まで時間がかかったとのことです。
顧客や市場への影響が大きい案件だけに、内部を固めてから世間に公表せざるを得なかったと思います。でも、三連休の中日の日曜日に公表するのは、危機対応の観点からいかがなものかと思います。最初から逃げ腰で、記者会見での説明も無責任な印象を与えてしまったのではないでしょうか。
明日は、本件の第三者委員会の調査ポイントについて私見を述べます。